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| ACCESSができる方 2016-02-07 |
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ACCESSアクセス(仮)/WORKSHOP
ACCESSができる方
2016-02-07
「東京都立高校OAインストラクター」「200名募集」「未経験者歓迎」という人材派遣会社の新聞広告、99年春にOldMacを買ったばかりのPC初心者で、中古PCの外付け機器や通信費用もかかるし、9月に私設ホームページ作成に熱中し、かたわらでネットの求職情報を気にかけていたりしていました。
翌年明けに派遣会社に電話が繋がり、担当者に「パソコンの経験は?」と、いくつか聞かれ、しどろもどろに喋って、登録の案内をいただいたかもしれません。
「東京都立高校OAインストラクター」とは、翌年2001年から東京都立高校にIT授業が導入されるので、前年度に教職員対象にパソコンを経験したりOAスキルアップの目的で、各高校1名OAインストラクターを配置して状況調査するという事でした。1校1名につき年間700時間、月-金フルタイム常勤(定時制もあり)、高校の先生の仕事ではないので教員免許は不要です。
2000年1月に新宿の派遣会社に登録に出掛けました。西新宿の高層オフィスビルの会議室で、数名で説明を受けました。「東京都立高校OAインストラクター」は、東京都の緊急雇用対策事業プロジェクトの一環で「情報教育アドバイザー」と書いてありました。派遣登録の手続きは、登録用紙に記入したあと、ペーパー試験と面接を受け、帰宅しましたが、その後なんの連絡も音沙汰もなく、アルバイトを続けていました。
GW明けに着信があり、4月に就業した「東京都立高校OAインストラクター」のスタッフが辞めるのでお仕事できませんか?という連絡が入りました。「2校あるんですけど」「どちらもやっていただけませんか?」
はじめて派遣、未経験インストラクター、「お話しだけでも」と軽く応じたところ、ACCESSができる方、 「ACCESSのお仕事経験が必須なので、来社して当社のeラーニングで受講してください」というお話です。言われるがままに事前研修の予約をとりました。ACCESSどころか、WORD、EXCELの仕事経験もありませんでした。ですが、わけあってネットのフリマで中古PCを5万円で買って、始めたばかりのWindowsOS95にOffice97PersonalのCD-ROMが付属していましたのでWORD,EXCELは当然見ています。インターネット接続とかホームページ作成はできるんだけど、WORDは「ワープロソフトでしょ、ワープロだったらわかると思う」とそのくらいの意気込みで(ですがその当時の自分はワープロ入力「かな入力」でしたが)、OAインストラクターのお仕事が来た、というので気が大きくなっていて、まったくの怖いもの知らずでした。
派遣会社でACCESSのeラーニング講座を受講しました。バインダーのテキストで自習形式です。研修室に自分ひとりで2~3時間位、テキストとPC画面が連動していますが、ACCESSの操作を実習するソフトではありません。ACCESSの各部の名称など画面を閲覧しながら、テキストをめくって読んでいきます。
ACCESSは、Office Professionalを買わなければ自宅で学習できないので、ACCESSはまったくの初体験でしたが、ACCESSって「ホームページのアクセス数とか言うアクセスとはちがう」「EXCELみたいなものかしら」という印象で、それ程ハードルが高いとは感じませんでした。
その後の連絡で通勤する都立普通科の高校名を案内され、面接も引継ぎもなく、6月からまずは1ヶ月間の派遣契約となりました。勤務開始まであと1週間、予習くらいしておかなければなりません。どんな仕事をやらされるのかまったく予測も見当もつきません。
WindowsPCでOfficeというアプリケーションに少し取り組んでみました。勉強をはじめてみると、ACCESSよりEXCELの方がわからない、徐々に脅威を感じてきました。EXCELも仕事でやったことがない、直感で理解できる関数もあるのですが、簡単な問題ばかりではなく「どうしよう、どうしよう」とあと1週間、毎日EXCELを開くたびに緊張感と不安感、高揚する気分の波がたびたび訪れて、どういう仕事になるんだろう、毎日あんまり集中できませんでした。
2000年6月「東京都立高校OAインストラクター」デビューとなりました。教頭先生にパソコン準備室を案内され、業務の打ち合わせをして、「この学校にパソコンの先生が来て、この教室でテナントをやっているという宣伝をして下さい。職員室に(下駄箱のような)ポストがありますので、チラシやテキストをお作りになって、どうぞお配りください」「前任の先生はポスターを作られていましたが、ACCSESSを学びませんか、と教科準備室に熱心に来られて、ちょっとしつこかったんでしょうかね。」と話されました。それから、今年情報を担当しているという物理の先生を紹介されました。
パソコン準備室のキャビネットに、人材派遣会社オリジナルのPC テキストが何冊かありましたが、パソコン準備室のデスクの引き出しに、1日分だけ前任者の日報が残されていて、それだけが手掛かりでした。前任の先生はデーターベースのインストラクターの方だったようですが、「ACCESSの講習会を是非やりたかったのですが、多くの先生方がまだあまり関心がないようです。」などと書かれていました。都立高校で派遣OA インストラクターを勤めながら、早々に他の就職先が決まったみたいです。帰りがけに教頭先生にタイムシートのサインを戴く時に、職員室の壁の掲示板に、パソコンセミナーのA4横ポスターが1枚貼ってあったのを遠目で見ました。
朝出勤するとまず壁のスイッチを入れて教室のWindowsNTサーバを起動します。教わった手順どおりにCtrl +Alt+Delキーを同時に押下、何回か押さないとログイン画面になりません。タイミングなのか何回やってもログイン画面がなかなか出て来ない日は不安になります。
パソコン準備室には、日中授業中はほとんどだれも訪れませんので、自分ひとりで在席していました。まずは、OA インストラクター在席中です、という案内のWORDチラシを作りました。
パソコン教室は先生機と生徒機の操作説明書があります。生徒機が60席、階段状に1段上って後ろの席、各席3台並んでいるように見えますが、2台のモニターの間に共有モニターが置かれていて、先生機の画面や生徒機だれか1台の画面を切り替えて見せることなどできます。先生機にはプロジェクターの操作もあり、とくに誰からの指図があるわけでもありませんが、なにからやればよいのか、教室ネットワーク機器の操作を色々と予習をして準備しておかなけれぼなりません。
広い教室で、ほとんど1人で過ごします。たまに授業がない各教科の教諭がパソコン教室のパソコンを使いに来たり、質問に訪れたりしますが、OA インストラクターは講習会を企画して講師するだけでなく、校内のヘルプデスクを兼ねています。わからないことは、派遣会社の情報教育専用のヘルプデスクに電話で問い合わせることができます。ですが、携帯電話で繋がらない電話番号なので、5階から1階に下りて職員室前のピンクの公衆電話からヘルプデスクに電話を掛けなければなりません。ACCSESS やEXCEL より、在宅ではじめたばかりのホームページ作成が役に立って、HTML の質問に答えることができました。
パソコン教室には、選択授業で週1コマ男子グループが約10名やって来ます。放課後にクラブ活動で週2~3日数名の部員がいてプログラミングに取り組んでいて、黙々と活動しています。クラブ活動はVisualBasic6.0で事務長先生が出入りしていて、「先生もやろうよ」と自分も誘われてしまいました。ACCSESS やEXCEL ばかりでなく、VB6もやってみました。
さて、今日はなにからはじめよう。
ACCESSがはじめてで、EXCELもわからなくなって、事前に感じていた恐怖感はとっくに消滅していて、日がなのんびりとパソコン教室で過ごしていて、気分も落ち着いてきました。
6月中旬頃からお中元の配送アルバイトに行くつもりでした。思いがけず、都立高校の校舎の5Fで、蒸し暑い日も梅雨時の雨模様の日も冷房の効いた涼しい室内にいて、自分の持ち場のパソコン準備室の窓から外の道路を走るクルマを見下ろして、とってもいい気分になってきました。
ACCESSアクセス(仮)/WORKSHOP
ACCESS入門
2022-11-06
2000年東京都立校ヘルプデスクでアプリケーション講習会
実施後に、作成しました。
ACCESS入門
ACCESS2000(mdb) ACCESSの起動、データベースの作成と保存 基本画面の操作、各部の名称など
新しいデータベースの作成
ACCESSは、WORDやEXCELとちがって、新規作成の操作しても、 すぐに真白な新規データベース画面というものが開きません。 データが格納できるデータベース(.mdb)を、PCのどこかに保存しておかなければ、 ACCESSの画面を開いたり、操作を試してみることができません。 まず、データベースを新規作成します。 ACCESSを開く方法がいくつかあります。
空のデータベース
「空(から)の、データベース」を作ります。データベースでは、データもなにも入っていない、からっぽの新規の枠(テーブル)に名前を付けて保存する作業からはじまります。
WORDやEXCELで表作成する場合には、新規作成で開いたファイルに表を作ってデータ入力したあとで、名前を付けて保存しますが、ACCESSなどのデーターベースソフトの場合は、最初に空のデータベースを作る必要があります。空のデータベースに名前を付けて、まずはPCの中のドキュメントなどに保存します。
「データベースの新規作成」の操作をするとき、まず保存の画面が出てきます。 「作成」を押す時に、「保存先」を確認しておかないと、 あとで、ACCESSはどこ? ということになります。
はじめてACCESSデータベースの新規作成 を操作すると データベース名は「db1.mdb」と書かれています。 db1 database1 データベース1 .mdb( 拡張子 microsoft data base) ファイル名が決まっていれば、入力します。 MY住所録.mdb など 「作成」した保存先に db1 が保存されているので、ダブルクリックで開きます。 まずは、ここまでの操作で、 ACCESSって、どんな画面か見られるようになります。
データベースウィザード
ACCESSでどのようなデータベースを作成するか、決まっていれば、 ACCESSの中にあらかじめサンプルがありますので、 自動的にデータベースを作成するウィザードを使ってみます。 ウィザードで作成されるサンプルは限られていますので、 操作に慣れてくれば、カスタマイズすることで空のデータベースから 新規でデザインする手間が多少、省けるかもしれません。 ACCESSって、どんな画面なのか見てみたい場合も、ウィザードが便利です。 ただし、自分が作成したいデータベースのイメージ通りではないかもしれません。
※ EXCEL表をインポートする
ACCESSのテーブル・データシートビューは、基本テーブルのウィンドウです。 EXCELデータベースと同じ、と考えてかまいません。 ACCESSに、既存のEXCEL表をインポートすると、ACCESSテーブルが作成されます。 (インポートエラーが出る場合は、EXCEL表のデータがエラー値でインポートできなかった部分かもしれません。該当の行番号のEXCELデータ確認してACCESS側で必要なデータかどうか、必要なデータならEXCEL手入力で修正して再度インポートするなど、エラー処理をして先へ進んで下さい)
画面の名称
タイトルバー・メニューバー・ツールバー・ステータスバー
データベースウィンドウ
・オブジェクト
テーブル・クエリ・フォーム・レポート・ページ・マクロ・モジュール
・ビュー
データシートビュー・デザインビュー ほか
・ウィザード
※ ACCESSの画面が見られるようになったところで、 ACCESSの各オブジェクトについて、簡単にご紹介しておきます。 [テーブル]は、EXCEL表と同じです。 空白行がない連続データが数行~数十、数百、数千、数万行以上、 何行あってもテーブル名を付けてデータベース・テーブルになります。
[クエリ]は、テーブルがないと作成できません。テーブルのデータ列や行のフィールド(項目、見出し)を選んで、元のデータベースから限定条件で抽出した小さい表を作る場合、EXCELのオートフィルタでデータ行を条件抽出(選択) または、表の列を絞り込む(射影)アドレス帳の項目で宛名を作成する場合など。 宛名やラベルを作る場合、電話番号やメールアドレスは不要なので、 〒都道府県名、住所、建物名、氏名、送り先によっては社名や役職名など選択します。
あるいは、マスター・テーブルを結合(リレーションシップ)して 求めたいデータ表を自在に作成することができます。既存の列のデータを計算式で新たなデータ列を追加します。
さらに、Accessのクエリは、テーブル・データをプレビューする機能なので、 マスター・テーブルからクエリ操作で全体表を見る場合など、 データベース容量そのままでプレビュー確認できます。
[フォーム]は、新規データの入力(インプット)で、入力フォームや、検索フォームなど
[レポート]は、差込みデータ、集計表などアウトプット、 印刷プレビュー、WORDで置換えることもできます。
(単票:文書の差込み印刷をACCESSレポートで)
御自身が管理されているデータを快適に運用する、データベース管理のために、 ACCESS画面の操作をマスターしていただくことで、 それぞれのお仕事で活躍するデスクトップ・ツールを 作成、活用、効率的にお仕事することができるようになると思います。
※それでは、各オブジェクトについて、もう少し詳しくまとめて説明してみます。
テーブル
フィールド : 表の1行目、各項目名 レコード : 横1行の各データ
デザインビューでテーブルを作成する
デザインビュー(データシートの書式等の詳細設定) 「フィールド」が未入力の場合、既定でフィールド1、フィールド2..が表示される 「主キー」とは、各レコードを識別するための固有キー・フィールド 「データ型」では、フィールドごとにデータ入力ルールを設定、 半角数字、郵便7桁番号、全角日本語20文字以内など
ウィザードを使用してテーブルを作成する
WORDで「差し込み印刷」機能を使ったことがあれば、同様の操作でウィザードを進めることが できると思います。ウィザードは、サンプルですから、各自が作成したいデータベースのテーブル、 フィールド名を選択して手順を進めます。
クエリ
クエリの新規作成
デザインビュー
選択クエリウィザード
クロス集計クエリウィザード
重複クエリウィザード
不一致クエリウィザード
基本のクエリは、「選択クエリ」になります。
「クロス集計」「重複クエリ」「不一致クエリ」は、用途に応じて活用します。 デザインビューでは、 上段に、テーブルや既存のクエリを、追加します。 テーブルやクエリが複数の場合は、共通データ・フィールドを結合します。 下段に、選択するフィールドを追加して、詳細条件(演算式等)プロパティを設定します。
プレビュー前にクエリ名を付け、データシートビューボタンでクエリを実行します。
選択クエリウィザードでは、 ウィザード画面で、1テーブルごとのフィールドを選択します。
クエリ名を指定して、クエリを実行します。
デザインビューで、さらに詳細条件を設定することができます。
※SQLビュー
クエリを作ると、SQLビューにSQL文が生成されます。 ACCESSクエリのSQLビューを開いて、SQL文を全選択してコピー、 誤りのないSQLを書いたものと同じ結果が得られます。
フォーム
上記のテーブル、クエリは、データ自体をプレビューするだけですが、 フォームは、デザイン・ビューで、書式だけでなく、各コントロールのデザインができます。 画面上の設計(デザイン・レイアウト)のスキルが活かせます。
フォームのレイアウト
単票フォーム
表フォーム
帳票フォーム
データシー サブフォーム(なし、あり)
※より複雑なフォームを試作できます。
レポート
上記のテーブル、クエリは、データ自体をプレビュー、
フォームは、ACCESSに設計されたフォーム画面上で機能していて、端末で活用されるのみです。 その点、レポートは出力画面になりますので、印刷されたり、データとして配布され保存されます。 レポートの設計(デザイン・レイアウト)は、完成度の高い画面イメージが求められます。 イントラで活用されたり、WEB上に公開される可能性ばかりでなく、 出版系の成果並みのスキルとして活かせるようになると思います。
オートレポート(ウィザード)
デザイン ビュー
レポート ウィザード
オートレポート:単票形式
オートレポート:表形式
グラフ ウィザード
宛名ラベル ウィザード
はがきウィザード
伝票ウィザード
ウィザードを起動して、作成したいレポートと、その内容となるデータがある テーブルのフィールド名を選択、レイアウト、スタイルなど選択することで、 レポートを自動作成します。
レポート名を付けて、作成したレポートのイメージが確認できます。
オートレポートで作成したレポートのスタイルは、 ツールバーの[オートフォーマット]ボタンで、変更することができます。
A4縦レポートの画面イメージが、元データの内容によって 既成のレイアウトで収まりきらないとか、空白部分が多く偏るなどの場合があります。
デザイン・ビューで、レポートのデザインを編集してください。
(ヘッダー部に、事業者ロゴや屋号が入ります。)
マクロ
マクロで、デスクトップ・ツールの作業を自動化することができます。毎日繰返す作業など、 マクロを作成してボタンに登録、ワンタッチで日次作業の実行が実現できたりします。
まずは、「フォームを開く」「メッセージを表示する」「ACCESSを終了する」などの 簡単な操作のマクロを作り、実行して試用してみるとよいと思います。
まず、作業の手順を決めます。
「マクロ1」にアクションを追加していきます。
作業順に、マクロの「新しいアクションの追加」で探します。
※適当なアクションが見つからない場合は、メッセージを表示させるなど、いったん停止します。
(マクロでできない作業は、手作業で続行します)
マクロ名を入力して、保存します。
マクロ名をダブルクリックして、実行します。
※実際のデータベースでマクロを実行すると、元に戻せません。
日次作業のマクロなどは、1日1回実行するだけです。
作成したマクロを、試すことができないかもしれません。
不具合や追加があれば、いつでもマクロの内容を編集できます。
プロパティの…(三点リーダー)から、ビルダーの選択「マクロビルダ」を選んで、 開くこともできます。
モジュール
いわゆるAccessVBAの画面、VBE(Visual Basic Editor)です。
プロパティを開けていくと「イベント・プロシージャ」と出てくる場合に、VBAで プログラム作業することになります。
プロパティの…(三点リーダー)から、ビルダーの選択「コードビルダ」を選んで、 VBE画面を開くこともできます。
Accessといわれると、まずVBAからという開発職の方々が比較的多いのではないかと思います。ExcelVBAと異なる部分も多少ありますが、VisualBasicなどの技術が活用できます。
標準モジュール、クラスモジュールとありますが、フォーム、レポートそれぞれに モジュールを記述します。 Access独自の言い回しがあるため、都度コードを調べて呼び出す事が億劫かもしれません。
ExcelVBAとVBも違うし、クセがあるし、さらにOfficeバージョンアップによって コード自体が変わってきますので、 Access自体の操作に手馴れていないと敬遠したくなるかもしれません。
クエリやフォーム、レポートの作成にウィザードがありますが、モジュールに関しても、 なにか適当なサンプル・モジュールが見つかれば、拝借してコピペして作ってみて、 そこから自作サンプルにする、などというやり方で、わりとすぐに使えるツールが 意外に簡単に出来るかもしれません。
Accessには、モジュールを使わなければ完了できない仕組みもあれば、 逆に、モジュールでは書けないし、マウスを使ってクリックしなければできない仕掛けもあるみたいです。
必ずしも AccessVBAが書けなければ、Accessツール開発できないというわけではないのかも しれません。
ACCESSアクセス(仮)/WORKSHOP
ACCESS tblはエクセルと同じか
2023-09-30
ACCESSの[テーブル]は、データ1行を1レコードとしてデータベースを作成します。EXCELワークシートで作ったデータ表と同じことなのですが、
EXCELとの相違は、
まず、ACCESSテーブルは、主キーの設定が必須ということです。左端列に昇順キーのフィールドを求められます。
またACCESSでは、各フィールドに入力するデータに、条件を設定することができます。EXCELでは自在に入力・追加・編集などできるのですが、ACCESSテーブルは、日付や数値、YesNo選択、テキスト文字数制限など、設定した条件をなるべく変えない様に設計します。EXCELはワークシート表に数式列を作成しますが、ACCESSではテーブルに集計フィールドを追加する事ができます。
EXCELは一番下の行が1048576行ですが、ACCESSは最下行がありません。
EXCELは、表のタイトルが、必ずしもワークシート名でなくても構いません。ブック名を付けて保存します。
ACCESSは、[テーブル1]でも構いませんが、テーブル名を付けます。データベース名で格納されます。
ACCESSアクセス(仮)/WORKSHOP
ACCESSクエリのデザインビュー
2023-09-30
ACCESSでやってみたい、使ってみたい、
オフィスワークで各々が管理しているデータを、ACCESSでデスクトップ・ツールにして、もっと便利で効率的にデータベース作業したい、などと思っている事をACCESSで操作するには、ACCESSの様々な機能を知っていなければなりません。
EXCEL のように、ACCESS Workshop のトライアルができないのは、ACCESSにたくさんの機能が備わっているからです。
ACCESSの使い方を覚えると、自分が使わないメニューについても、気になって、サンプルデータで操作してみたり、知れば知るほどなにか作れるようになるかもと思い込んで、余計な知識をたくさん身につけて、詳しくなってしまうばかりで、
結局ACCESS操作に時間ばかり費やし、かえって抵抗を感じてしてしまうかもしれないからです。
[クエリ]についても、
1度、簡単に説明したとしても、物足りなく、おそらく納得して戴けないかと思います。
操作方法にしても、[クエリ]の[デザインビュー]に[テーブル]を1つだけ追加して、クエリを作ることができるのですが、
テーブルの[フィールド]を、ダブルクリックしてもいいし、マウスでドラッグ&ドロップしてもいい。
[選択クエリ]の説明になりますが、どちらの操作でも同じクエリができるのですが、いくつかある操作方法を「どちらでもよい」と書くと、どういう事かと、迷ってしまうかもしれません。
ACCESSの操作についてだけで、情報が盛りだくさんになってしまいます。
クエリの[デザインビュー]では、上半分[フィールドリスト]がテーブルやクエリを追加する画面、下半分[グリッド]がプロパティの様な条件設定ができる画面、例えてみれば、プロパティや、右クリックメニューなどと同様に、操作するメニューをどれか1つ選ぶだけで充分です。
ACCESSのデザイン画面などで、条件を設定する際に、空欄のすべてになにか入力して埋める必要はなく、いずれか1箇所を設定して、空欄が多い状態でも、気にすることはありません。
クエリのデザインビューに、テーブルを2つ以上追加すると、[結合]とか[リレーションシップ]などと、専門的で詳しい設定が続々と出てきます。
シンプルなテーブルでは、クエリの操作の結合で、詳細設定を切替えしなくても、ほとんどの場合そのまま問題なく[データシートビュー]でクエリが出来ていると思います。追加したテーブルのデータによってクエリが抽出されなかった場合に、切替えを試してみるとよいと思います。
ACCESSアクセス(仮)/WORKSHOP
ACCESSはWinPC
2023-11-19
Office365は、WinPC,MacOS,モバイル端末にインストールして使えます。Windows 11、Windows 10、Windows 8.1 に対応していて、macOS は新しい順に3つのバージョンに対応しています。
Outlook、Word、Excel、PowerPointには、Windows用とMac用がありますが、Office365でAccessを使用するためには、Businessプランを検討しなければなりません。ただし、「AccessとPublisher(Windows PC のみ)」と書かれています。
Office365 Businessプランの無料試用版で、Accessを使ってみることにしました。
手続きはまず始めに、Office365 Business用アカウントを作成します。
□□□@〇〇〇.onmicrosoft.com
Office365 Business専用サーバで1TBのディスク容量を使うことができますが、その際のユーザ名□とサブドメイン名〇を決め、登録手続きが進みます。
Windowsログインの際の、Microsoftアカウントとは異なります。個人用のMicrosoftアカウントはメールアドレスやOffice365Personalのライセンス認証で利用できますが、
Office365 Business用アカウントはOffice365アプリ関連で使用するのみです。メールアカウントではありません、Windowsログインできません。
申込みフォーム記入して、即日Office365が使えるようになりませんでした。BusinessプランのMyPageにあたる「Microsoft365管理センター」で、管理センターログイン用のAuthenticator認証、本人情報やクレジット認証、ライセンス購入、いくつか手順があり、それぞれの手続きに数日掛かる場合があるかもしれません。
管理センターのダッシュボードに、ライセンス購入の画面が表示されますと、購入手続きは数十秒、そのあとライセンス割当てを確認します。ライセンス割当ては、ヘルプ検索やWEB検索で情報を探していましたが、ダッシュボードを中断して勤務先から帰宅したあとで、自動的に完了していました。
ライセンス割当てが完了すると、Office365アプリのダウンロード作業ができるようになります。PCに「Office365 Setup」がダウンロードされますので、Setupを操作して、ようやくOffice365のインストールが始まりました。
インストール中の画面に日本語で「すぐに完了します」とわざわざ書いてあったのですが、すぐにと言われるほどすぐではなく、何をやっているのだろう、インストール終わるのだろうか、
いろいろ心配事が浮かんできて、数十分でしたが結構待たされた気がします。
インストール完了が出て、いよいよMyWinPCにAccess登場、と思いました。Office365 Personalと同様の状態だったと思います。元々Win11に同梱されていたOffice2019が消滅していて、Office365に置き換わっていました。
Accessはその後しばらくして、Windowsメニューのアイコンでインストール済みを確認しました。Office365のセットにAccessは入っていませんので、AcceessのみPCに直接インストール、Office365と表示されます。
心配なのは、今までのOffice365 PersonalとOffice365 Businessが切替えられるかどうか。それから、PCから消滅したOffce2019はどうなったのか。
まだまだ続きます…