カテゴリー: WORKSHOP

  • 動画もやってみよう*動画作成アプリ入門


    動画もやってみよう。
    コロナに負けない企画!今年こそYouTuberを目指そう。
    (2023-01-05 投稿)
    (2024-09-23 更新)

    準 備
    画像を用意しておこう。
    動画アプリを見てみよう。
    簡単な動画作成の流れ

    作 成
    Microsoft Clipchamp (Windows版)の場合
    フォト(Windows)の場合 ※2024現在フォトで動画表示や動画編集はできなくなっています.MyBlog(2024/6/23更新)Clipchamp フォト動画編集・訂正版「Windowsフォトで動画作成できなくなっていた..」
    iMovie(iPhone)の場合
    Adobe Premiere(有償)の場合


    □動画作成アプリ入門 準 備 編

    ■画像を用意しておこう。

    まずは、スマホなどで撮影した写真1枚あれば、フォトムービーが作成できます。
    動画を撮っていなくても、写真から動画が作れます。

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    ■動画アプリを見てみよう。

    「Clipchamp」 
    Microsoft Clipchampは無料で使える動画編集エディタです。
    Windowsフォトのビデオエディターを引き継いだビデオ編集機能を備え、PC,モバイルでインストールするアプリと、WEBブラウザで動画編集できる機能がサポートされています。
    動画編集を始めるには「Clipchamp」の最初の画面で一度、アカウント登録が必要です。
    Microsoft365 Personal アカウントのほか、Googleアカウント、メールアドレス等でアカウント登録することで、動画編集、同梱テンプレートやエフェクト等、書き出し(480p, 720p, 1080pの解像度、MP4形式でエクスポート)やSNS共有まで動画編集のほぼすべての機能が無料で使えます。 プレミアム(有償)については、4K(UHD)のエクスポート解像度、一部の有償エフェクト、ストックメディア、ブランドキット、クラウド共有(コンテンツ・バックアップ)等のサービスに関わっています。
    ※なお、MacOS,iPhone,iPadで利用する場合は、Microsoft365 Personal アカウントが必要になります。

    ◎「フォト」からClipchampを開く
    Win11 の「フォト」から動画エディタを使う場合、「Microsoft Clipchamp」に連携しています。まず「フォト」を起動してみよう。
    「フォト」を開くにはいくつか方法があります。
    1. Windows11 タスクバーの検索ボックスに「フォト」と入力して呼び出します。
    2. スタートメニューから「フォト」を探して起動します。
     ・一番上の [#]マークを押す > 「フォト」は「は行」にあるので、文字一覧から「は」を押す > フォトを押す
    3. PC上で保存した写真はダブルクリックすると、フォトで写真が開きます。

    ※PCやモバイルに写真が保存されていない場合、フォトを開いても写真もなにも出て来ないことがあるかもしれません。PCやスマホのカメラで写真1枚撮影したり、WEBでお気に入り画像をダウンロードするなど、手持ちの端末内に写真を取り込みしてみましょう。
    「フォト」の一覧から写真を選ぶ、あるいは、PCの写真をダブルリック等で1点開く、などの操作で、ツールバーに紫色アイコン「ビデオの作成」が出てきますので、紫アイコンを押します。
    ※Clipchampにアカウント登録済みならば、Clipchampが開くときに、選択した写真(メディア)が「インポート」された状態になります。

    ◎WEBブラウザでClipchampを開く
    公式ページ https://clipchamp.com/ja/
    ・ブラウザで「Clipchamp」を検索 >「無料で試す」 >アカウント登録 > Clipchamp ホーム画面
    Clipchampブラウザ版は、Windows、Mac、Linux コンピューターで使用できます。 ClipchampがサポートしているWEBブラウザは、
    ・Microsoft Edge
    ・Google Chrome
    ※Safari や Firefox などの一部のブラウザーでは Clipchamp が機能しません。
    ※また、Android端末ではブラウザ版Clipchampが使用できません。

    ◎PCやモバイルに「Clipchamp」アプリをインストールする。
    Win10、Win11、iOS(iPhone, iPad) モバイルアプリは iOS14以降で動作します。
    ※Android端末は、インストール版Clipchampアプリがありません。




    「フォト」 ※2024現在フォトで動画表示や編集編集はできなくなっています。
    Windows10 にはフォトが入っています。起動してみよう。
    フォトを開くにはいくつか方法があります。
    1. Windows10 タスクバーの検索ボックスに「フォト」と入力して呼び出します。
    2. スタート # > は行にあるので「は」 > フォト(またはダイレクトに ビデオエディター)
    3. PC上で保存した写真はダブルクリックすると、フォトで写真が開きます。
    写真の画面のどこかをクリックすると現れるツールバーの、左端のアイコン(写真とビデオのすべてを参照する)をクリックする、または右端 …(もっと見る)メニュー「その他の編集」>「音楽入りビデオの作成」からビデオエディターが開きます.


    「iMovie」
    iPhone,iPad,MacOSでは「iMovie」が使えます。
    アプリを開いて写真を選ぶだけで動画がはじまってしまうような直観的なアプリです。
    【マジックムービー】手持ちの写真1枚でミュージック付きシンプル動画が出来あがります。フォントやフィルタの置換えもできます。
    【ストーリーボード】 本格的動画ストーリーサンプル集。新着が追加されています。手持ちの写真を差換え、テキストを入力して使います。
    【ムービー】 写真を選択して、トリミングやエフェクト追加などスマホ画面の操作で動画が作れます。

    「Adobe Premiere Pro」は代表的な有償の動画編集アプリですが、その他にも 動画作成アプリが多数あります。
    Adobe Premiere Proなどは無料体験期間がありますが、アカウントの作成が必要なものが多いです。
    無料版は、機能に制限がある場合があります。
    アカウント作成後、無料体験期間が終了しても自動的に終了にならず、使っていなくても月額の請求が毎月掛かってしまうことがあります。有料アプリ購入はとくに必要ないとか、難しすぎると思ったら期限内に解除の手続きが必要なので、要注意です。
    無料版と書いてあっても、シェア(課金)しないと保存できないなど制限付きがあります。

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    ■簡単な動画作成の流れ

    プロジェクト作成
    いずれの動画作成アプリも、アプリを起動したらまず「プロジェクト作成」が出てきます。
    プロジェクトには名前(タイトル)を付けます。プロジェクト名で、動画1作品を作成する作業フォルダができていて、作業中の動画はタイトルごとに保存されています。動画作成アプリによっては、プロジェクト名を付けて、保存先を決めて、完成したい動画のサイズや画質などを設定することがあります。設定の値が決まっている場合は、あらかじめ数値を入力しておくと便利です。プリセットがよく解らない場合は、とりあえず標準的な既定値のまま手順を進めてみます。
    動画や画像を取込む時に、自動的に最適値に設定されることもあります。
    素材の取り込み
    動画や画像を、プロジェクトに取込みします。 PCやスマホなど端末にある画像や、クラウドに保存された見慣れた画像一覧が、アプリを開けば見られることがあります。メニューから開く、指定の場所にドラッグアンドドロップするなど。
    素材の編集
    たとえば写真1枚を取込みしたとします。写真は静止画像ですが、動画を再生するとプレビューでは数秒間画像が同じ画像が繰返し流れて停止する映像になります。再生から停止までの時間の流れをタイムラインと呼びます。
    なにもしないで最初に流れるこの映像を編集することができます。映像の長さ、画像のトリミングなどの調整や修正、音声が入る場合は音声の調整など。
    映像効果
    さらに、映像に効果を追加します。ズーム(イン・アウト)など動きのある映像や、画像と画像の繋ぎの効果やフェード(イン・アウト)、タイトルや字幕などテキスト(文字)の挿入、3Dグラフィック合成や陰影効果などあらかじめアプリに用意された効果を選ぶだけで、インパクトある映像に仕上がります。
    多機能アプリになるとYouTubeなどのWEB動画サイトに投稿されるような様々趣向を凝らした演出も可能になります。
    保存と書き出し
    作成した動画の後処理をします。
    保存はSAVE、書き出しはEXPORTです。
    プロジェクトの保存、編集作業状態の動画を保存することで、作業の続きができます。プロジェクトの保存では、動画はアプリの中で再生されて視聴できます。
    動画をアップロードしたい。公開するには、書き出しの作業になります。書き出しの時は、動画のファイル名、ファイルの種類(mp4など)、画質や表示サイズを決めて設定しなければなりません。保存先は、作業しているPCやOneDriveなどクラウドのフォルダでよいと思います。また、編集アプリによってYouTubeなど動画サイトにダイレクトに書き出し、YouTubeアカウントがあれば即時公開(非公開)も可能です。

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    作 成 編

    ■Microsoft Clipchamp(Windows版)の場合

    Clipchampが起動すると[ホーム]画面が開きますが(ちょっととまどうと思いますが)、新規作成するなら、まずは「[新しいビデオを作成] 最初から始める」を押すとよいと思います。
    [ホーム]画面を少し下の方に画面をスクロールすると、右上に「+ビデオの作成」ボタンが出ます。

    「AIでビデオを作成」するメニューは、お好みで、あとで試してみると面白いかもしれません。他の「簡単な編集を開始する」メニューは、おもなメニューのショートカットです。新規画面を開いたツールバーに各メニューがあります。
    1度、動画編集をしたメディアは自動保存されて、ホームの下方「あなたの動画」に表示されるようになります。iOS版では「プロジェクト」に入っています。「プロジェクト名」が必要になると思います。Windows版では各動画の右上(三点リーダー)から「コピーを作成」(プロジェクトをコピー)することができます。

    フォトで写真を複数枚選択して、一括してフォトから紫アイコン「ビデオ作成」を操作した場合は、Clipchampの「メディア」にフォトで選択した複数の写真がインポートされた状態で開きます。 WinPCで写真を1枚開いて、フォトから紫アイコン「ビデオ作成」を操作した場合、Clipchampの「メディア」画面に写真がインポートされ、さらにタイムラインに配置された状態で、プレビュー画面に取り込みした写真のイメージが見られます。

    (画面上)
    三本線のメニューから(または、紫色アイコン)で、ホーム画面に戻れます。
    [タイトル] 入力設定していない場合は「無題の動画」
    [アップグレード] 有償プレミアムには、橙色の宝石アイコンが付いています。
    [エクスポート] 動画の書き出しをします。別途説明します。
    [ヘルプとフィードバック] ヘルプのWEBサイト、チャットサポート窓口へ接続
    [アカウント] 毎回サインアウトしなくてもブラウザやアプリを閉じる操作で終了できます

    <ツールバー> (画面左:たて列のアイコン)
    [メディア] 動画編集画面
    [録画と作成]PCのカメラやマイクを使用して録画、メディアを作成します。
    [コンテンツライブラリ]背景やアニメーション、オーディオ・サンプルなど。有料コンテンツにはマークが付いています。
    [テンプレート]ショート動画用テンプレート、PC版とiOS版ではテンプレートが異なります。
    [テキスト] テキスト・アニメーションのサンプル
    [切り替え] 2つのメディアクリップを並べた際の、つなぎの効果を追加します。
    [ブランドキット]有償プレミアム・メニュー

    <メディアのインポート> (画面左)
    動画や画像を、PCフォルダやクラウドから選択してインポートしたり、直接「メディア一覧」の位置にドラッグアンドドロップで取り込みします。

    <プレビュー> (画面中央)
    プレビュー画面のイメージを選択すると、緑枠の囲みで周辺に[フローティング・ツールバー]が現れます。 PCでトリミングする場合は、フリーハンドで緑囲みのハンドルをマウスでドラッグして[クロップ]、フローティング・ツールバーの三点リーダー[その他]には[ピクチャインピクチャ]や[背景の削除]等のメニューもあります。

    <タイムライン> (画面下)
    Clipchampは、30分以内の動画編集が可能です。
    取り込み(インポート)したメディアを、緑の追加(+)ボタン、またはドラッグアンドドロップでタイムラインに配置します。静止画像も、4~5秒位の時間で配置、再生されます。
    メディアを選択して、ドラッグで移動できます。また、両端のハンドル(縦の白二重線)をドラッグしてトリミングできます。また、タイムラインの白いバーをトリミングしたい位置に合わせ、ハサミマーク(スプリット)を操作して、メディアを分割することができます。
    複数のメディアを横に並べ、少し離れて配置した場合「ギャップを削除(ゴミ箱アイコン)」が出ますので、並べたメディアを隙間なく結合することができます。
    タイムライン上の画面は、拡大(+)縮小(-)ボタン、あるいはCtrl+マウスのホイール操作で調整できます。編集作業中は、元に戻す(Ctrl+Z)、やり直す(Ctrl+Y)などの操作も便利だと思います。

    <プロパティ> (画面右:たて列のアイコン)
    [キャプション] AIオート・キャプション機能「トランスクリプトを作成する」
    [オーディオ] 音量の調整、ノイズ抑制、音声のデタッチ(音声入り動画から映像とオーディオを切り離す)
    [フェード]  フェードイン、フェードアウト、ともに0.1秒単位で最大2秒まで調整可
    [フィルター] Windows版で48種のフィルターにタイトルが付いています。
    [効果]   エフェクト、静止画像も動画に。
    [色を調整] 露出や透明度まで手動設定
    [速度]   速度の調整ができます。
    [トランジション] ツールバー[切り替え]を変更したい場合に操作します。
    [色] 

    ・エクスポート(再掲) 動画はMP4ファイルとしてエクスポートされます。
    480p 下書き向け
    720p ファイルがもっと小さくエクスポートがより早い
    1080p(HD) 高画質
    4K(UHD) 有償プレミアム
    GIF 15秒以下の動画向け

    エクスポートして完成した動画ファイルは、PCやクラウドに保存したり、YouTubeやTikTokなどダイレクトにSNS共有することができます。 編集中の動画やオーディオをエクスポートして、再度[メディアのインポート]へ取り込み、タイムラインに追加することで、さらに色々な動画編集が楽しめると思います。

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    ■フォト(Windows)の場合 ※2024現在フォトで動画表示や編集編集はできなくなっています。
    ビデオエディター 「新しいビデオプロジェクト」 ビデオの名前を指定、名前を決めて入力します。(手順をスキップすると「新しいビデオ」という名前が付きますが、なにもしないと マイビデオプロジェクトに真っ黒0秒サムネイル が都度増えます。)

    プロジェクトライブラリに素材(動画や写真)を「+追加」
    写真1点であらかじめフォトに入っている様々な効果(エフェクト)を追加すると動画になります。
    写真1枚を分割したり、同じ写真を2枚3枚追加してそれぞれに効果を追加、画面に字幕テキストを入力するなど、ストーリーも作れます。

    追加した素材の右上にチェック ストーリーボードに配置
    編集します。
    [トリミング]  不要な部分をカットする。トリミングの開始と終了をドラッグして調整 >完了
    [分割]           ビデオ・クリップを2分割。 1つ目をクリップ 終了時間を調整 >完了 
    [テキスト]     クリップごとにテキスト入力、テキストスタイルとレイアウトを選択。
    [モーション]   自動的に画面を拡大、縮小
    [3D効果]      様々な3D効果一覧から選択挿入。部分的も複数設定も可能。試用して不要の効果は右上×で削除して整理。
    [フィルター]  動画を色調で演出できます。
    [速度]           動画再生の速度 遅い 0.02x← 普通 1x →速い 64x
    [黒いバーを削除] 映像の左右黒い余白あり なし(全画面)
    [回転]           選択したクリップを回転(右回り90 >180 > 270度 >元に戻る)
    さらに、BGM(またはカスタムオーディオ)で音声を追加できます。
    ※フォトは動画ファイルを無劣化で分割できる、などと情報がありますが、編集作業を繰返すことで元データが劣化する可能性があります。
    <静止画像の場合>
    [期間]        1クリップの再生時間。既定3秒で選択肢 1 2 3 5 7秒 その下のボックスに数値入力すれば何秒でも可能。
    [テキスト]    (以下、上述の動画と同じボタンですので省略します)
    [モーション]
    [3D効果]
    [フィルター]
    [黒いバーを削除]
    [回転]

    作成したビデオは「マイビデオプロジェクト」一覧に作業状態が残りますので、いつでも編集の続きができます。
    ビデオの完了   (画質を選択)   エクスポート >Windowsのピクチャに保存されています。YouTubeなどには対応しているmp4形式ですが、WEBブラウザにvideoタグで動画をリンクして再生可能なmp4の H.264 ではないかもしれません。 変換(コンバート)作業が必要になります。
    また、動画サイズが大きすぎる などリサイズしたい場合、動画を圧縮するなど別の機能を備えた編集アプリが必要です。 あらかじめ元の画像をリサイズして準備しておくと、編集して書き出す時に動画が比較的軽くなると思います。

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    ■iMovie(iPhone)の場合

    iPhone iOSアップグレード後にiMovieもバージョンアップされています。ショート動画向きのシンプルなアプリで、使い方について詳しい説明が必要になるかもしれません。効果やフィルターを試したり、動画作成のネタ作りに使えるアプリかもしれませんが、iPhoneで撮影した写真や動画のサイズが大きいため、作成した動画のサイズも大きくなってしまいます。
    高機能の編集機能を満載なのですが、アプリ内のメニュー類がコンパクトにセットされているため、色々な機能に気付ずにとりあえず使っているかもしれません。iMovieが理解できれば、他のどんな動画編集ソフトも使いこなせると思います。

    新規プロジェクトを開始
    【ムービー】の説明です。
    写真を選択して動画作成、クリップの長さ調整、クリップ間の効果なども編集できます。クリップ(1枚1枚の写真)ごとに、タップとドラッグ操作で簡単な編集ができます。
    [ムービー]の編集モードに入ると、プレビューの下にタイムラインが出ています。写真1枚が繰返し重なって帯状に表示されているのがクリップで、クリップ上でタップすると黄色枠で選択されます。開始と終了位置の両端のハンドルを左右にドラッグすると、クリップの長さが調整できます。
    プレビュー画面の「Ken Burnsオン」の表示をタップして「オフ」にすると、再生時に画面が動く効果がオフになりイメージが固定されます。既定で「オン」になっていますので、効果を停止したい場合はクリップごとに操作が必要になります。また、イメージごとの既定の再生時間が長いように感じた場合、クリップ枠の両端をドラッグして時短に調整できます。
    たとえば1枚の写真(自撮りした顔写真とか)だけでも、タイトルとBGMを入れたり、効果(エフェクト)を設定して動画が完成します。
    また、1枚の写真をコピー、複数枚として(何回でも)取り込み、各クリップに[効果]を追加した映像をプレビュー(再生)しながら確認します。
    編集モードの右上(タイトル右端)[?]マークをタップすると、簡単な説明書きがポップアップします。[?]を押下した画面の左下[詳しい情報]でiMovieユーザガイドが開きますので、目次から機能の詳細を読むことができます。
    iMovieの[ビデオ・オーバーレイ・エフェクト]は、編集中のクリップに、別の写真をもう1枚(同じ写真でも可)追加して、再生中に2枚の写真をオーバーラップさせる効果を設定できます。タイムラインのオーバーレイを入れたい箇所で[+]メディアを追加、4つのオプションから[効果]を選び、開始終了位置やオーバーレイ画像の配置、サイズや形状などをドラッグ操作で設定します。
    保存先を確認して、保存の操作で書き出します。ファイルの種類は .MOV です。YouTubeなどSNS共有、iMovieはYouTube推奨アプリのひとつです。WEBブラウザ対応でクラウドやストレージ経由、また、ZOOMやMEETなどリモートWEB会議等で共有できると思います。書き出しの際に、タイトルの下行[ビデオ オプション]から解像度の設定を変更できます。既定値は1080p HDです。容量が大きくなると書き出しの時間もかかります。元サイズ容量を調整することで解像度を下げることができます。そもそもiPhoneで撮影した写真自体が高画質です。.MOV ファイルは、モバイル端末ではサイズが大きすぎるかもしれませんが、ワイドTVモニターなどでも視聴できる条件を満たしています。

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    ■Adobe Premiere Pro(有償アプリ)の場合

    Adobe製品はアプリメニューやワークスペースの各パネルやエフェクト等の種類が豊富で多機能です。Pro(プロ)と呼ばれる動画ソフトにコンテンツを読み込んで書き出すだけでも、仕事向きに通用するということです。必ずしも手の込んだ編集が必要なわけではありません。有償のPro仕様ソフトの認証がある、という事が仕事となるわけです。
    また、教わった作業手順が、大勢の人がよく使う機能や設定など、当たり前のような簡単な操作だったとしても、仕事で通用しますのでProレベルと言えるかもしれません。たとえば、お気に入りブランドの立派な工具セットを持っていても、一度の作業で全部のツールを使うということはないと思います。持っているツールやパーツや色々なエフェクトを使ってみたい、という段階で通用する仕事はほとんどないかもしれません。多種多様のAdobeからいくつかのメニューを選ぶだけですが、オールインワンの有償ソフトを購入していれば、のちのち役に立つかもしれません。
    Adobe製品には充分な無料試用期間がありますが、チュートリアルやテンプレート、ヘルプやサンプル等を参考に、色々と試したり練習したりするには期間が足りないかもしれません。手順の流れを決めて、改めて新規プロジェクトから作業することで、完成度が高くプロっぽい作業が身につくようになるとよいと思います。Pro仕様のソフトは、作業の手数が少ない方がなにかと仕事に向きます。動画や画像をあまり劣化させず完成できるからです。

    *作成手順の例
    「新規プロジェクト」  プロジェクト名を決める(名称未設定 でも可)、保存先などを確認 >OK。
    プロジェクトは、編集に使用する動画や静止画、音楽などの素材(クリップ)を管理します。
    プロジェクトに素材を読み込みします。
    ファイル >読み込み あるいは右クリックメニューから読み込み、準備した動画や画像を一括読み込みして、 リスト表示、サムネイル表示に切り替えできます。
    「シーケンス(sequence)」 
    1つのプロジェクトの中でタイムラインのビデオとオーディオ・トラックを編集加工した設定にシーケンス名を付けます。プリセットとは、数値など決まっている情報を持っている場合、事前にプリセット作成します。AdobePremiereProには設定済みシーケンス一覧から選ぶ新規プリセットがあります。
    試用する場合は気にせず、素材を読み込みした際に設定されているようです。さらに右クリックで「クリップに最適なシーケンス」が自動設定になります。
    好みでプリセットを詳細設定、カスタマイズしてシーケンス名を追加、複数作成できます。
    「タイムライン」 
    プロジェクトにある動画や画像を、タイムラインにドラッグアンドドロップ。タイムラインはV1 V2 V3(Video)A1 A2 A3(Audio)メインのビデオがV1-A1 に入ります。
    V1は白っぽく、先頭にイメージとファイル名
    Aiは音声の波形が表示されています。
    再生マークで動画プレビュー、タイムラインは左→右に移動します。
    タイムラインは、編集しやすい縦横幅にドラック操作で調整できます。
    「ビデオ編集」(トリミング等)
    動画の先頭と終了位置を決めます。不要な部分をカットします。
    Delキーで空白部分ができたら右クリックして リップル削除 すると、削除した空白部分削除できます。
    全体の動画の時間が短くなったことを確認します。
    複数の素材を繋ぐ場合、クリップごとに長さや速度などを調整します。
    修正したい箇所で右クリック、速度 の項目で数値を編集します。
    「エフェクト(効果)」
    多様なエフェクトをすべて説明できません。
    個々の動画に対応するエフェクト(効果)を選択します。
    映像や音声に対応する各エフェクトやトランジッション(クリップ間の場面転換効果)も、 タイムラインにドラッグアンドドロップすることで設定されます。
    「オーディオ(音声)」
    あらかじめ音声入りの動画は、タイムライン上でエフェクトを使用して調整できます。全体の音量レベルやノイズなどを調整します。
    別に音楽素材を準備して配置している場合は、音楽と映像のタイミングを調整するなど編集作業します。
    「テキスト(文字入力)」
    タイトルやテロップ、字幕など、テキストの効果で強調したり、動画を解りやすく編集します。 アニメーション効果で、映画のエンドロールの様にテキストが下から上に流れる映像を作ることもできます。
    エンドロゴは、タイムラインの最後に画像を配置して表示時間を調整します。
    「書き出し」
    ファイル >書き出し >メディア パネルが出てきますので、ファイル名や保存先などを確認します。編集された映像と音声がシーケンスにセットされて書き出しされます。
    作成した動画の用途によって、サイズや解像度の値が決まってきます。WEBサイトによって、既定のプリセットが用意されている場合があるので確認すると良いと思います。

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